でんぷんの厚みを感じさせる不思議な柔らかさ

パッケージでは「幻の芋」「流通量0.3%」などの希少性をうたっているが、味についての言及は特にない。写真もジャガイモの写真でポテチの姿はない。ネットや口コミで売るにしては、良い意味でずいぶん攻めたパッケージだなと感じた。 開封。 外観はよくある薄型ポテチ。波模様の入った厚みのあるタイプ（あれ好き）ではない。「うすしお」「のりしお」ともに味は美味しい。 特に印象に残ったのは口に含んで奥歯でかんだ時の「柔らかな」厚み。でんぷんの厚みともいうべきか、心持ちふわっとした厚み・食べ応えを感じる。手に取ってみると普通の薄いポテチなのだが、口に入れてパリッと噛むとチップスの中央に独特の厚み感を覚える。この食感が食べ応えがあり、とても良い。 「これは何だろうなー。」 と思いつつパッケージの裏表を見るが、前述の通り何も書かれていない。言語化するのは難しいが、あえて表すなら「でんぷんの厚みを感じさせる食感」だろうか。 ボリュームもあり、味もよく、食べ応えもある。希少性もあり、知人にすすめたいのだが、 「どこがどうおいしいの？」 と聞かれたときに、自分でその表現を見つけなければいけないのが難しい。食レポ能力を試される商品だ。逆に食レポに自信のある方は、是非食べてみて他のポテチと何が違うかを表現してみてほしい。